3.11

(読了時間=約 1 分)

あれから1年が経った。

昨日からずっと特番を見てる。
番組が終わるとチャネルを回して他局の特番に移って、という感じ。

驚くほど様々な映像が出てきてたり、地震波や津波の状況などで深い分析があったりで。
記憶が蘇る以上に、いろいろなことを考える機会となった。

世界は日本の復興の速さに驚嘆しているが、まだまだ必要な水準には全然足らない。
東北の復興はまだ途半ばですらない。

でも、今回の震災から学んだことは多い。

いかに平時から非常時に気持ちを切り替えるか。
常に最悪を想定し、それに従って行動できるか。

デマに惑わされないことの重要さ。
政府の発表も裏読みする必要があること。

「普通の暮らし」の大事さ。
非常時において、普通を実現することの難しさ。

人間の温かさ。
日本人であることの自覚と誇り。
そして、苦境の中から立ち上がる強さ。

そして、僕らはこれを近い将来、もう一度実感することになるかもしれない。
今度こそ、当事者として。

東京を巨大地震が襲う可能性は高い。
東日本大震災で日本全体が地震活動期になり、その日は近づきつつある。

明日かもしれない。10年後かもしれない。
でも、その日は必ず来る。

その時に、ここからの学びを生かさなければ。
生き残らなければ。
立ち上がらなければ。

自分のために、家族のために。
そして、日本を終わらせないために。

そんなことを考えながら、特番を見続けていました。

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