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唐突ですが、バレエの本を買いました。
格闘技やってることをプロフィールに書いてますが、これに限らずスポーツでは体幹トレーニングなるものが流行だったりします。概念的には、身体の末端の筋ballet肉を鍛えるのではなく、姿勢制御に係わる身体の中心部の筋肉を鍛えることで姿勢がよくなり、力が効果的に伝達できるようになるというもの。太ももの筋肉を鍛えるより腸腰筋をきたえろ、みたいな話です。
で、こういう話をする時に度々出てくるのがバレエの話。バレエというのは姿勢制御の筋肉を徹底的に鍛えているわけで、だから足が軽々と上がるし踊っていても綺麗な姿勢を保てると。
自分の通っているジムでも体幹トレーニングを取り入れたりしてるんだけれども、ふと、体幹を鍛えるならど真ん中のバレエの練習法をそのままやったらいいんじゃないかと思ったわけです。
で、買ってみました、バレエの本を。まずは、ストレッチとバレエに必要な身体を作る筋トレを中心に書かれた本。それと技術解説書のようなもの。週末にアマゾンから届いたのでさっそく今日やってみたんですが、これがなかなか・・・(笑)
まだストレッチの部分だけなんですが、かなり予想と違うのでびっくりしています。「え~こんなとこを伸ばすの?」みたいな感じ。具体的には腰と体側を徹底的にヤラれます。何だか棒につかまって足を上げるイメージがあったんだけど、それとは全然違いました。
ひーひー言いながらひと通りやってみたんだけど、その後、いつも通りの柔軟をしてみたら、何だか身体が軽い気がする。なるほどー、これはいいかも。
異なる文化のものに触れることは良い刺激になって楽しい。格闘技をもう10年以上やっているけど、一緒に練習している人たちの気質なのか、こうやって違う分野のことを取り入れて練習することが多かった。ゆか運動や曲芸をみんなでやったこともあるし、相撲を練習に取り入れたこともある(相撲は立った状態での関節技という側面もあるというのが僕らの理解)。最近、彼らとは練習してないけど、自分なりに新たなネタを見つけたのが嬉しい。次回会うときに紹介しようとか思った。
ちなみに、スポーツでもそうだし、仕事でも勿論同じことが言える。今いる道で努力することも大事だけど、時々横道にそれるのもいいものです。これを読んでいる方々も、自分が長年やってきたことにちょっと「ノイズ」を入れてみると新しい発見があるかもしれません。
白鳥の湖ですね。わかります。