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昨日の投稿は予約投稿だったのだけど、予約した15:00というのはまさに東日本が大地震に襲われていた時間帯だった。体験談をそのまま書くと凄く長くなってしまうので、備忘的にポイントだけ何点か。
1.
今回は偶然にも車を運転中に地震に遭遇した。14:46の本震は東京で震度5強だったが、首都高霞が関トンネル付近の車は速度を30km/h程度まで落としながらも走り続けていた。轍にハンドルをとられるような違和感を感じたが、それなりに走行を維持できるので車を停めるような形にならなかった。その後、一般道の路肩に停車中に震度5弱の余震(15:15)に遭遇した。前の車が玩具みたいに左右に揺れるのが見えたが、バケットシートで身体がしっかり支えられていることもあって恐怖感をほとんど感じなかった。
怖くないという点では良いんだけれども、危険に対する対処が遅れがちになるという問題はあるかもしれない。運転中に地震を感じたら、より保守的に対応することを頭に入れておいた方が良いと思う。
2.
今回地震では津波の被害がひどかったが、それが生中継されていたことに驚いた。津波被害がこれほど鮮明かつ詳細に映像として報道されたのは初めてじゃないだろうか。津波が畑を飲み込んでゆく空撮映像があり、次に沖合から来る第二波の映像が出る、これを「実況映像」として見た時は本当に驚いた。津波の恐ろしさは頭では分かっていたが、今回映像はそれをはるかに超えるものだった。実際に被災された方が感じた恐怖はいかばかりのものかと思う。
3.
今回の震災は世界も注目している。地震の規模はハイチの500倍だったらしい。震災の画像や映像が報道され、世界中がこれに注目し、心を痛めている。
同時に、そんな震災に合いながらもしっかり対応しようとしている日本を驚きの目をもって報道する海外放送局もあったようだ。地震国であり、地震への備えがしっかりしている日本。厳しい状況においても決してモラルを失わず、忍耐力と協調性を発揮できる日本人。世界は震災を受けた日本に同情する一方で、その対応力を敬意を以て見つめているのだと思う。
そういう視線に恥じない対応をこれからも続けていきたい。
僕らはある意味、世界で一番強い民族なのだから。