東京都の規模感

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今年は都知事選が盛り上がりそうで。。

東京都の知事というのは、一都道府県の長ではあるけれども、何しろ東京都の規模が大きいので、扱う規模感としてはちょっとした小国以上のダイナミックさがある。

というような話が茶飲み話の雑談で時々出るんだけれども、実際、東京都が国でいうとどの程度の規模感なのかが今ひとつわかっていなかったので、ちょっとモヤモヤすることがあった。

が、先日、面白いページを見つけてかなりスッキリしたので、メモ代わりにここに書いておくことにする。

主要国と都道府県のGDP規模順位(2006年)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4550.html

ちょっとデータが古いけれどもざっくりした比較で使うなら十分でしょう。

これを見ると、東京都のGDPはオーストラリアと同程度。少し上を見れば、韓国がいる。雑談レベルでは、「東京のGDPは韓国と同程度」と言い切った方がインパクトありそうだ。

その上にはインドもいる。さすがにインドは5年経って相当上に言ってるだろうけど、当時BRICSと言われた国々の下の方の規模が、だいたい東京都のGDP規模ってことね。

大阪と名古屋は同程度で、どちらのGDPも東京の約4割。国で言うと、スイス、ポーランド、ノルウェー、オーストリアという感じで、欧州の中くらいの国という感じ。やはり国内では東京への集中が際立って見える。

米国の各州と国のGDPが出ている記事もあって、これを絡めた比較も面白い。

US equivalents
– Which countries match the GDP and population of America’s states?

http://www.economist.com/blogs/dailychart/2011/01/comparing_us_states_countries?page=1

ニューヨークのGDPは1兆932億ドルでオーストラリアと同程度。つまり、東京都と同じくらいってことだ。

ちなみに大阪と同じくらいの州は例えばマサチューセッツ州(3,651億ドル)で、ここと同程度のGDPの国としてサウジアラビアというのが出てくる。

結論、GDPと唯一絶対の尺度と仮定して比較すると、下記それぞれが同格ということになる。

石原東京都知事 と 韓国の李明博大統領

橋本大阪府知事 と サウジのアブドゥッラー国王

ふむ。。。

ま、茶飲み話。お疲れ様でした(笑)

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